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社長は何をする人か ~経営者の仕事10選~

【 最終更新日2017年5月29日】

 

毎年新規で10万人弱が、社長や経営者となる。

 

社長は会社のトップで責任重大だ。トップが変われば、会社も変わるほど、大きな影響力を持っている。

 

では、「社長」は何をする人か?

 

従業員の汗と努力を無駄にしない効果的な事業運営を行うヒントを書きたい。

 

 

 

 社長の役割について

 

1.社長は一体何をする人か?

そもそも、「社長は何をする人か?」という自問自答を一度も考えたことがない社長がいたら、きっと、非効率な経営をしているに違いない。

 

しかし、その自問自答すら気づかず、経営を行っている社長は多い。

 

 ミルキヅクの場合は、社長として、次の2つを提供することが大事だと考えている。

 

  • 事業を永続的に安定させる
  • やりがいの提供

 

 社長によってそれぞれの答えがある。じっくり、熟考してほしい。

 

なぜ「事業を永続的に安定させること」が大事なのか?

多くの従業員にとって生活が安定していることは安心に繋がり、人生設計がやりやすいからだ。

 

なぜ「やりがい」が重要なのか?

「安心」だけでは人生がつまらないからだ。程よい刺激があって、日々のメリハリがでてくる。生きている実感がわくのは、1.強く必要とされた時と、2.困難を乗り越えた時だ。1と2の要素を提供する仕組みが大事だと考えている。

 

 

 

 

2.何のために事業を行うか?事業目的を心得る。

次に、事業の目的を明確にすることが大事だ。

 

事業の目的も社長によって答えが違う。

 

たとえば、次のようなものがある。

 

  1. 会社をM&Aで高く買ってもらう
  2. 事業を永続させる
  3. 個人的な金儲け
  4. 上場をめざす
  5. 一人の見知らぬ人の笑顔のためにやる
  6. 従業員一同の生活の安定と向上のため
  7. 親を喜ばせるため

 

「何のために」事業を行うかの目的を明確に腹に落とし込んでほしい。

 

事業の目的は、経営者の理念と深く関係している。だから、自分の理念を深堀してほしい。また、「何のため事業を行うか」を明確にすることで、経営戦略が鋭くなる。

 

  

 

 

3.「ぶれない軸」は持っているか?

事業の目的の次に大事なことは、社長自身の生き方の軸を定めることだ。

 

軸が定まっていないと、経営判断がブレまくる。そうなると、ここぞという時に間違った判断をするか、判断そのものができなくなる。

 

経営者は判断の連続である。判断に困った時に、立ち戻れる原点が軸だ。

 

判断軸を持っていない社長の決断は遅い。その遅さが重大な偽装な不正を引き起こしたりする。

  

下記は、稲盛氏の有名な軸である。

 

動機善なりや、私心無かりしか

 

とても奥が深い。 

 

また、参考までに、ミルキヅクの私軸をご紹介したい。日常生活で常に意識しているの軸だ。これを毎朝必ず読み込んで、一日の行動指針を再確認している。

 

 

また、次の2つの視点も理念として大事にしている。要点をまとめると、それが自然の摂理だからだ。

 

  • 常に進化すること
  • 世に尽くす

 

 

 

また、ブレた経営をする社長は、下記の定義が定まっていないことが多い。次の3つの言葉の理解を明確に腹に落とし込んで欲しい。がむしゃら経営だけではいけない。

 

社長が腹に落とし込むべき3つの言葉

  1. 「幸せ」とは

  2. 「成功」とは

  3. 「お金」とは

 

ひとつ、「幸せ」について、ご紹介したい。この概念は一番時間を使って腹に落とし込んだ。

 

ミルキヅクの「幸せ」の定義のご紹介

 

mirukizuku.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

4.安定収益を得る「構想」や「仕組み」「ビジネスモデル」を研究しているか?

軸が明確に定まった後に大事なことは、安定収益を得るビジネス構想だ。

 

イノベーションによって、ある日、安定していた既存事業が短時間で市場から消えることは多々ある。

 

時代は常に移り変わる。日々の売上を増やすことも大事だが、安定して収益を入る構想や仕組みに、多くの時間を注いで、熟考してほしい。

 

そのために、すでに安定して儲けている事業をよく研究することが大事だ。

 

以下のブログを参考になれば幸いだ。

 

普遍的な事が書いてあるので、いつの時代になっても、廃れることはない概念を紹介している。

 

 永続的に儲かる事業構想の参考例 

mirukizuku.hatenablog.jp

  

 

昨今話題のビジネス構想(プラットフォームビジネス2017年度)

mirukizuku.hatenablog.jp

 

 

 

 

5.「戦略」と「戦術」の違いは整理されているか?

ビジネス構想力の次に大事なのが、戦略と戦術だ。

 

その二つを明確に区別できている社長は少ない。

 

戦略と戦術が整理されていないと、非効率で、成果の出ない指示を出し、従業員一同の汗と努力を無駄にする。

 

逆に、鋭い戦略は、少しの努力で、最大の成果を上げる

 

ミルキヅクの頭の中は以下のように整理されている。

 

これは、正しいとか、間違っているという話ではなく、自分自身が腹に落とし込め、かつ、実効性があるものだ。

 

これらの引出が明確だと、情報を整理する時に、いったい自分は、どこの何を強化しようとしているのかが良くわかる。意味不明な指示を出して、総スカンを喰らわないように注意されたい。

 

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 「戦略」を理解するヒントとなる記事

mirukizuku.hatenablog.jp

 

 

 

 

6.自社の強みを5秒で明確に言えるか? または、何を強みとするか?

戦略戦術の理解の次が、自社の「強み」の把握だ。

 

この世は競争社会に見える。

 

しかし、本来は、この世は役割分担の果し合いだ。

 

だとすれば、各自の強みを発見し、生かすことが大事になる。

 

「強み」という究極の定義は、「あきらめないこと」であるが、何が得意であるか、または、何で役割分担を果たしていきたいか、はたまた、何に命を注ぎたいかを決めてほしい。

 

また、今は「強み」を持ってなくても、強みにしたいことを決定し、そこに戦力を集中させてもよい。

 

燃えるような情熱と共に3年~5年でノウハウが蓄積され、10年後には、ダントツになっていく。

 

強みを知るヒント
  1. 現状の強みを的確に把握すること。
  2. その強みに、市場ニーズがあるか確認すること
  3. 今、強みが無い場合は、強みとしたいことを熟考すること
  4. 御社が選ばれている理由を顧客に実際に聞いてお客視点の強みを把握すること

 

 

この世は、役割分担の果し合い。そう思って製品サービスを究めていってほしい。

 

そのためにも、あなたの理念が大事だ。その根本的な問いが「強み」を究める強い動機になっていく。理念を発見するツールである『理念実現書』は後述する。

 

 

 

会社の強みに関するブログ

mirukizuku.hatenablog.jp

 

強みとは? 

mirukizuku.hatenablog.jp

 

 

 

 

7.事業の始めの立ち位置をどこにするか?(事業戦略の熟考)

強みを把握した後は、ビジネスの立ち位置を決めることだ。

 

ビジネスの勝負は事業の最初の立ち位置で決まってしまう。

 

あなたのまわりで、自分よりも頑張っているのに稼ぎが悪い人を見てほしい。そういう人や会社は、立ち位置が悪いのだ。

  

事業をそのまま引き継いだ社長は、立ち位置が決まってしまっているので、変更は難しいが、既存事業の「コア技術」を磨きつづけ、将来伸びていく業界への横展開にチャレンジしてほしい。

 

あなたのコア技術が、どんな用途に役立つか、その機能性を深堀し、広い視野を持って事業展開を研究してほしい。

 

そういった意味で、東京ビックサイドで行われる各種展示会に参加しまくるのもよいだろう。一見すると、自社事業に関係なさそうに見える展示会の方が、思わぬ発見がある。

 

 事業戦略で参考になるブログ 儲かる事業の研究

mirukizuku.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

8.販売方法の整理はできているか?

『立ち位置』の次が、販売方法だ。

 

物が売れなければ、そもそも経営は成り立たない。

 

当然、給与も払えない。「売り方」を体系的に理解している社長は強い。売り方の指示を出せる社長は頼りになる。

 

逆に言えば、その指示を出せない社長が圧倒的に多い。「とにかく、お客のところに行って来い」というあいまいな指示は日本中に蔓延している。

 

アメリカでは、マーケティングに強い人が社長になりやすい。会社は粗利益で生きている。その粗利益を生み出す方法をよく研究して、体系的に整理してほしい。

 

製造工場を持たない商社が強いのも、売り方が上手なのだ。客先の心理をよく理解しないと、モノは売れない。売り方の研究が必須だ。

 

 

 

販売方法の参考図書 社長の売上戦略

社長の売上戦略 (社長業全集)

社長の売上戦略 (社長業全集)

 

 

 

 

いろいろな業種で販売方法を考えてみた。参考にしてほしい。

パン屋の販売方法

mirukizuku.hatenablog.jp

 

 

コーヒー屋の販売方法 

mirukizuku.hatenablog.jp

 

 

パチンコ屋の販売方法

mirukizuku.hatenablog.jp

 

 

手相屋の販売方法 

mirukizuku.hatenablog.jp

 

 

1点スイーツの販売方法 

mirukizuku.hatenablog.jp

 

 

かき氷屋の販売方法 

mirukizuku.hatenablog.jp

 

 

オフィス訪問販売の販売方法 

mirukizuku.hatenablog.jp

 

 

回転寿司の販売方法 

mirukizuku.hatenablog.jp

 

 

服レンタルの販売方法 

mirukizuku.hatenablog.jp

 

 

 ガソリンスタンドの販売方法 

mirukizuku.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

 

9.人材育成をどう考えるか?

販売方法の次が、人材育成だ。

 

人材育成は、社長の大切な仕事だ。

 

会社の根源は人である。

 

会社を分解すると、

 

事業部があり、

部は課になり、

課は係となり、

係は班となり、

班は、人で構成される。

 

「人」は、会社のブランドを創っていく。ブランドは力だ。それ自体が、販売力を持っている。

 

特に中小企業においては、人は集まらない。人手が足りない。

 

しかし、選択肢のない中で、人を採用しなければいけないことが多々ある。

 

人材育成に関する考え方は世にたくさんある。いい人材を獲得するためにお金を投資することも大事だが、世の中全体の視点では人間教育に投資するのが自然の摂理に合っていると言えそうだ。

 

結局、最後は人と言われるが、その「人」というものをどう育成するかという明確な哲学を持ってほしい。

 

まずは、人を育てた先人の知恵を学ぶと良い。

  

ミルキヅクの人材育成の考え方

mirukizuku.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

10.人材採用はどうするか?

最後に人材採用。

 

自社内の人材だけで事業が完結できればよいが、事業の目的達成のためには、時として、スキルを持った人の採用を積極的に行なわなければいけない。

 

出会いを大切にして、将来お仕事を一緒にしたい人のリストを整理しておくとよい。

 

ハローワーク、一般募集、リクルート、マイナビ、リクナビ、いろいろあるが、とにかく中小企業には人は集まらない。

 

しかし、社長の魅力や夢に優秀な人材が集まることは多々ある。お金では動かない人は世の中多い。

 

社長は、多くの右腕を探してほしい。

 

一人の人間によって、会社は100倍強くもなり、一人の人間によって、蓄積した100の信頼が一瞬で0になったりもする。

  

以上社長になる人、なった人へのヒントを10項目ご紹介した。

 

 

 

そして、最後に一番大事な仕事である、あなたの理念を深堀するツール、理念実現書をご紹介する。とてもパワフルなツールだ。

 

 

 

社長が腹に落とし込むべき各自の唯一無二の理念発見活用ツール

mirukizuku.hatenablog.jp

  

 

 

 

会社規模ごとの社長の役割の違い

中小零細企業の社長は?

中小零細企業の社長は、やることがたくさんあって大変だと思うが、何とか時間を捻出して、上記項目を研究してほしいと思う。

 

そうでなければ、いつまででも下請けから脱却できない。

 

 

中堅規模の社長は?

中堅規模の会社社長で、戦術を部下に任せ時間に余裕がある場合は、成果を最大にするために、「理念の見直し」と「戦略」を熟考してほしい。

 

 

大企業の社長は?

大企業は、社長というより、経営企画室が事業戦略に時間を注ぐと良い。

 

社長はメディアに出て、ブランドイメージをよくし、良い人材が集まってくる協力をしてほしい。

 

 

 

 

その他 経営者・社長へのお役立ち情報

 ニーズの深堀をして他社がなかなかマネできない事業体制を構築するヒント

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成果を出す営業改革の手順 

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最小の読書数で最大の成果を上げる、社長必読の選抜本

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 経営がつらいと感じている社長に、打つ手を間違えないポイントの整理

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資金繰りや会計苦手な社長向けの決算書の要点 

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従業員に伝わるシンプルな経営計画書 

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