「後工程はお客様」という言葉がある。
後工程を配慮すればスムーズに仕事が流れる。
「まあいいや」とか「なんとかなるだろう」と、
確認不足や怠惰であればクレームの元となる。
上記は自分とお客様を別だと観ている。
仮に、自分がお客様と同じ立場なら、
前工程から見て、自分はお客様である。
だから、前工程に欠陥があれば
お客ならばすぐに指摘するようなことを、
お客様視点で「それ違う」と即指摘できる。
それをスルーしてしまうのは、
お客様の気持ちになって
製造していないからともいえる。
後工程はお客様の本当の意味は、
自分をお客様と同一視することなのだと感じた。
が、重大なことに気づいた。
一番最初にお客様から注文を伺う
前工程の注文内容とお客様の注文内容に相違があれば、
後工程は前工程の注文ミスを指摘できない。
なるほど、
前工程もお客様というわけか。
社会人の大半は消費者であり生産者である。
そして、社会は役割分担で回っている。
つまり、
生産者は、消費者から生産を委託され代理人なのだ。