親や兄弟と仲が悪い人は、多いと思う。
親の発言、兄弟の発言に、いちいち、イライラしてしまう。
イライラする原因は2種類ある。
1.親自身の期待や妄想やコンプレックスの問題を、自分の事として聞いてしまう時
2.自分の痛いところを付かれた時
あなたが困ってもいないことを、くどく言ってくる場合が上記の1のケースだ。
かなしいかな、あなたは、親の発言が、あなたに対して言われていると勘違いするから、イラついてしまう。
あなたが困っていない時は、話を聞き流すだけでよい。
間違っても、言い返してはいけない!ここがポイントだ。親は、基本的に、話をしたいだけなのだ。会話自体をしたいだけなのだ。「うんうん」と頷けばよい。話を聞いてあげること自体が親孝行に繋がる
けっして、たとえば、受験勉強で、勉強しないさい!と何度も言ってくる親に対して、「じゃあ、お父さん、お母さんが、すればいいじゃん」と言ってはいけない。
勉強して、いい大学に入って、いい会社に入らないと安定した生活を送れないという親の「妄想」は、聞き流せばよい。
あなたは、あなた自身が、あなたのことを一番よく知っている。なぜなら、あなた以上に、あなたのことを考えている人はこの世にいませんから。
一方、本人が困っていることを、あえて言わなくてもいいのに、何度も、うっとうしいくらい言ってくる場合がある。
自分のコンプレックスが指摘された、上記の2のケースだ。
自分のコンプレックスの解消は、それを「許す」か、「生かす」かである。
「許す」やり方は、まずこの本を一読してほしい。以前にも紹介したが、良本だ。
- 作者: チャック・スペザーノ,大空夢湧子
- 出版社/メーカー: ヴォイス
- 発売日: 1997/11/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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一方、 コンプレックスを「生かす」は、吉本新喜劇が一番参考になる。全員、コンプレックスを最大限に生かした配役になっている。
結局、人から、喜ばれたりすると、コンプレックスは、「おいしい」素材となる。おいしくしたモノ勝ちである。
ミルキヅク