「スランプ」という言葉ある。
物事がうまくいかなくなると「スランプ」だと言う。
しかし、ちょっと考えてほしい。
例えば、ピザ職人が、「今日は、スランプで、生地をうまく引き延ばせません」と言うだろうか?
美容師が、「今、スランプで、カットできません」と言うだろうか?
医者が、「ごめんなさい。今スランプで手術できません」と言うだろうか?
一方、野球選手は、「スランプで、ぜんぜん打てない」と、よく言う。
それは、スランプではなく、①本人が弱くなったか、②相手が強くなったかのどちらかだ。
スランプなどこの世に存在しない。
技術は、常に磨かれる。
経営では、営業マンなら、まだしも、従業員一同の生活を預かる企業の社長が「今、売上が思うように無くて、スランプです」などと悠長なことは、言えない。
手を変え品を変え、創意工夫をこらし、次から次へと手を打たな変えればいけない。
スランプだと言っている暇はないのだ。
自分にとっての「不」な現象を、すべて「スランプ」と、まとめてはいけない。
かならず、そこには原因がある。
特に、学生で、テストの点数が取れないからスランプだと言う場合があるが、ただの勉強不足だ。
スランプなど、本来ないのだ。気のせいだ。
スランプに陥らない経営の考え方
スランプという言葉が辞書から消える理念実現書
ミルキヅク