「占い」に頼る人は多い。
それは、心の弱さを表している。
心のどこかに隙があるのだ。
『手相占い』
手相は、全世界で研究され、良く当たる占い師も多い。
統計的にも、科学性があるのかもしれない。
しかし、猿にも、立派な手相がある。
サルは、そもそも、自分の手相を見て、将来を占わないし、ましてや、手相占いなど行わない。
身体で線が多い所は、良く動かすところだ。
また、事故や生まれつき両腕がない人は、そもそも手がない。
しかし、人生を一所懸命生きている。
手相占いで弱気になっているあなたへ
お釈迦さまもひょっとして・・・
手相をビジネスにするやり方
『四柱推命』や『風水』を気にする社長 ・経営者
経営者や社長などは、占い本や、日取り、験担ぎ、縁起物などを経営に使う。
それらを経営判断で利用するが、ある意味、心の甘えとも言える。
経営は、「占い」がするのではない。
全責任を負う経営者が、自分の頭で必死で考え、暗闇の中で、何度も、自問自答を繰り返しながら、不安の中で決断を繰り返す。
占いモノで経営判断が影響されるようでは経営などできない。
経営は、全従業員の人生を背負う、責任の重い行為だ。
経営をするのは占い師でない
『姓名判断』も然り
字画も研究され、統計的にも面白い現象がある。
しかし、たとえば、1年間で生まれてくるすべての赤ちゃんの名前を「山田太郎」にして、その人たちの人生を調査するとよい。
姓名判断の本に書いてあるような人生には、ならないはずだ。
人生は、もっと、もっと、複雑な要因が絡み合っている。
アルファベットが入ってくると、画数の意味すらわからなくなる。
アルファベットの字画を調べ出した時点で、心が弱すぎるのだ。
それでは物事はうまく進まない。
『誕生日占い』も同じ
同じ日に生まれた人たちの、人生の調査をしてほしい。
相関関係は、限りなく少ないと予想している。
誕生日占いが、なんとなく、当たっているように見えるのも、何となく当たるような表現で書いてあるからだ。
宇宙の深遠な動きがあって、星の動きと人生は連動するロマンチックな話もあるが、そもそも、旧暦や新暦や時間という概念を人工的に作ったのは、人間だ。
人間だけが誕生日を意識して生きている。
考えてみてほしい。
地球上では、約2秒で1人生まれている。24時間内に生まれた人をいっしょにして議論するのはどうかと思う。その議論に、自分の大事な人生を左右されてはいけない。
それよりも、生きる上で何が大事なのかの理念を深めてほしい。
そして、その理念に従って力強く生きると良い。
生きていれば、つらいこと、楽しいこと、いろいろある。多くの人が悲しみを背負いながら一生懸命生きている。
科学技術の進歩で、「占い」依存回数は減少する
技術の進化によって、物事の事象や根本原因が解明されるほど、「占い」への依存は減る。
例えば、昔は、今以上に豊作を願って天に祈り、占い師のお世話になった。
現在は、人工的に雨を降らす技術もあるようだ。農作物を育成する技術も進んでいる。
物事の制御の仕方が理解できると占いの必要もなくなる。
なぜなら、「科学技術」の方が、占いよりも精度が良いからだ。
今後、人工知能をはじめとする科学技術の発達と共に、「占い」をより客観的に分析できるようになるだろう。
人生の総責任は自分にある
特に、心が弱っている時の占い師の励ましは、心に響く。
しかし、たとえ、自分にとって嬉しい事を言われても、それが実現しなかった総責任は、自分が負わなければいけない。
心が積極的でないと、いつのまにか依存症になり、盲目となってしまう。
厳しい現実が目の前に現れた時に、「ハッ」と気が付く
「あの時、先生はxxxと言っていたのに・・・」
ミルキヅクは、占いを否定しているのではない。
確かに、不思議な世界だと感心しているが、それに囚われないことが大事だ。
常に心を積極的にしていれば、結果として、無意識に、いわゆる占いで良いとされることをしている場合が多いのではないか。
「攻撃こそ最大の防御」
常に積極的精神で、物事に取り組みたいものだ。
「常に積極精神でやり尽くしたら、後は天命を待つのみ」の心境となる。
占い依存症から脱却する効果的な本
特に経営者や社長で、まだ読まれていない方がいたら一読すると良い。強靭な心が養われるだろう。
ミルキヅク