エピローグ
高校の時、容赦なく平手をした先生はまだご存命だろうか。
その先生を思う時、ビンタの痛みが懐かしい。
数学の教授法は日本の未来を変える。
しかし、学校教育の限られた時間の中で数学を1から教えるのは難しいのだろう。
現に授業内容も教科書の情報も不十分で説明足らずだ。
文系だから数学が苦手なのではなく、十分な情報がないから数学が苦手になるのだ。
現に数学が得意な文系はたくさんいる。頭がよいと少ない情報量でも理解できるし、正しい情報にたどりつく力もある。
しかし、最後は、自ら汗を流し、非効率であっても、もがき、考え抜くしかない。
その答えがあって用途も、間違っていようとも、そのもがいたこと自体で十分だと思う。
「文系だから」という言葉を、数学が苦手という意味で使うには、文系に失礼だろう。
いわゆる、数学=難しいことを、回避するための言い訳で使われる文言でもある。
本ブログを読んで、数学嫌いや数学に興味があるのに苦手な方に、「なんだ、そんな簡単なことだったのか」を1つでも提供できていれば幸いだ。
数学は今でも苦手だ。たくさん勘違いもするし、計算ミスもする。計算力もない。
本コンテンツでの間違いや指摘もたくさんあるだろう。
それは随時修正するとして、数学への拒絶反応をすでに持ってしまった人が、またはこれからもつであろう方に対して、少しでも免疫力を提供できたなら、今のところは結果オーライだ。
コンテンツは学びと共に修正されていく予定である。