数学

1つずつ足し合わせる

Σ数列について説明した記事

1つの公式

物理の公式には、掛け算、割り算が多くある。 掛け算とは、かける性質を付与することだった。 割り算とは、分母の世界から分子を見ることであった。 一方、割り算は、ひっくり返してかける掛け算でもあった。 要は、割り算も、掛け算だ。 つまり物理の公式は…

エピローグ

エピローグ 高校の時、容赦なく平手をした先生はまだご存命だろうか。 その先生を思う時、ビンタの痛みが懐かしい。 数学の教授法は日本の未来を変える。 しかし、学校教育の限られた時間の中で数学を1から教えるのは難しいのだろう。 現に授業内容も教科書…

1に見えない1

1=0.999…? 考えるほど1は不思議な数字だ。 不思議といえば、0.99…=1だ。 証明としては、0.99…をxとおき10倍して引く。 すると確かに1となる。 また、例えば、同じ数を繰り返す循環小数は次のように表せる。 とすると、9は1になりそうだ。 たしかに0.9…

オイラーの公式

比例と反比例とは? 比例と反比例は言葉は簡単だが、意味がわかりにくい。 なぜならグラフの形がまったく違うから。 反比例は比例の反対だから、比例と反対のグラフが反比例ではないのか? しかし、実は、傾きが逆になっても比は同じなので比例である。 一方…

かけて1になる

かけて1になるもの 1という数字は便利で自在変化できる不思議な数。 世の中には、かけて1になるものがある。 ほぼ0xほぼ無限=1 まずは1x1。 1は果てしなく分解できる。 たとえば、 1x1 0.1x10 0.01x100 … 0.001x1000… 0.0001x10000… つまり、「…

加速度の正体

加速度⇒速度⇒距離 マイナス2次元は加速度と言った。 理由は、加速度の単位にある。 分母の指数はマイナス乗である。 よって、言い換えると マイナス2次元である。 加速度に時間をかけると速度になった。 単位だけで計算すると たしかに、は速度。 そして、…

加速度とは

微分・積分は、変化がある時、その変化を、どの次元で見ているかの話。 マイナス1次元から0次元への積分の話は以前した。 マイナス1次元は反比例の形をしていた。 補足: ではマイナス2次元は何か? 加速度である。 え? 実は、加速度、速度、距離という言…

微分の正体

このページは、数式がたくさんあるように見えるが、難しい計算はない。 とは まずを用意する。 xをxで積分するという意味だ。 の答えを仮にyとする。 補足:yと置くのは、計算しやすくしたり、わかりやすく説明するため。 dxのxと∫の中のxをわかり安…

微分とは

さて、次は微分の話に移ろう。 積分は1次元上げた見方。微分は1次元下げる見方である。 微分操作は積分メガネを外すだけ。 微分の仕方 指数を前に下ろす 指数を1つ下げる。 積分が単なる掛け算でなかったように、微分も単なる割り算ではない。 補足:割り算…

マイナス1次元の虚から0次元の点との関係

マイナス1次元と0次元の関係 0次元から3次元までは同じ関係性が見て取れた。 では、マイナス1次元から0次元への変化はどうだろうか? まず今まで通りの流れで積分メガネを使ってみよう。 マイナス1次元のをxで積分すると という式になる。 指数の-1を1つ…

2次元の面と3次元の立体との関係

2次元と3次元の関係 次は2次元と3次元で見てみよう。 をxで積分すると、となる。 は、積分する前の2次元のf(x)=では下記のオレンジの四角錐の体積を表している。 四角錐の公式にが出て来る理由でもある。 のの意味は、3次元に住む我々は縦横高さが掛け合わ…

積分の係数の意味

積分の係数の意味 積分した時、なぜ係数の分母に1つ増やした指数の値が来るのだろう。 1次元の線であるxが積分で2次元に変化した時、という三角形のような値になる。 これは、1次元の線が二次元を見ると、その半分しか見れないことを意味した。 同様に、…

次元が上がるとは?

次元が上がるとは? 1次元の線であるをrで積分して二次元で見てみよう。 やり方は積分メガネで説明した通り、の指数の次元を1つ上げて、それを分母にもってくる。 となる。 とはどういう意味なのか? これは、1次元の線が、積分操作によって2次元という新…

積分操作

積分は何を1次元上げるのか? 積分は一次元上げる見方。 では何を1次元上げのか? dの右の記号の要素である。 たとえば、dxならx。drならrである。 オレンジの中に、そのxやrがあるかである。 しかし、上の式のオレンジ内にxは見当たらない。 で…

積分記号とd

積分記号とd 積分記号は∫(インテグラル)とdをセットで使う。 たとえば、を積分する時は以下のように表す。 これは、何の未知数を求めようとしているのか? 積分とは 1.次元を一つ上げる 2.特殊な見方 よって、という2次元の値を、3次元で見た時の値を…

次元とは

次元とは 0次元は点 1次元は線 2次元は面 3次元は立体 どの次元で物事を見ているか? これが微分積分だ。 まずは積分について説明したい。 リンゴが目の前にある。 3次元の立体で見ればリンゴに見える。 2次元でみれば赤い面、1次元なら線、0次元なら点に…

1を積み重ねる

光のように、目に見えない速度もあれば、髪の毛の伸びのように目で捉えられない速度もある。だが、その速度は0ではない。 数学で点とは部分を持たないものだが、毛根の点は部分を持ち、やがて一本の髪の毛という線になっていく。 さて、幅1mmで長さ1cm…

力とは

ところで、物理的に力が加えられない限り、物は動かない。 「物が動く」とは、力が加えられたということ。 力とは? 力とは何か? 物理の式で言えば 力=質量x加速度。 式では 力…force 質量…mass 加速度…acceleration 力はエネルギーのことなのか? アイン…

交点はなぜ解になる?

x軸上の交点 関数グラフとx軸との交点は解になる。 なぜだろう? そこで、まずを準備する。 とは、xに、ある値を入れた時のyの値。 だから よって、は次のようになる。 とは、xに、ある値を入れた時のyが常に0という意味。つまりx軸のこと。 とは、y…

f(x)の意味

y=1は、なぜ下記のようなグラフなのだろう? y=1であれば、yは1しかないように見えるのに、なぜ線なのか? この疑問は、関数と方程式の違いの理解度から来る。 さて、まず座標の考え方を確認しよう。 x軸だけの数直線は下記のようになる。 ここで、…

1対1の関係

xy軸とは? 点を拡大すると円に見えるが部分を持たないので、点とは直径0の円みたいなものだ。 といってもイメージしづらいと思う。 しかし、想像物である数学だと割り切って強引にイメージしてほしい。 その点を1円玉のような円と見立て、その端を指では…

0が続く確率

リンゴ1個100g当て競争をやってみよう。 100gと予想したリンゴを計量器に載せると103gだった。 ちょっと削って計量器に載せると100gでぴったり。 精度の高い計量器があったので載せてみると、100.1gだった。 0.1g調整してまた載せると100.0gぴっ…

0乗は1?0?

指数が0の時は答えは1?0? 何かの0乗は何だろう? 10が がだった。 では、は何になるか? 1か0の感じがする。 答えは1。 なぜそうなるかより、そう決めないと合理性がなくなるから。 数学は合理的な学問。 とすると整合性がとれるのだ。 仮にとすると、0で…

logって何?

100はと表せる。 10の右肩にのった2は、「指数」という。 100は10を2回掛けた数。 10を何回掛けると100になるか?は、指数の値を聞いている。 わからない数は未知数xで置くので、=100となる。 ではxを解いてください。 なんとなくxは2だとわかるが、ど…

小数とは

0の発明によって、桁を自由に行き来することができるようになった。 1から9まで数えて次に10と言えるのは、0のおかげ。まさに、0様様だ。 桁を増やせるなら、減らすことだってできる。 それが小数の話。 1を10倍したら10で 1を10で割ったら なんとはと表現で…

1,000,000,000,000って

1,000円札が1,000枚でいくら? 1,000,000円。 では1,000,000円が1,000,000枚でいくら? 1,000,000,000,000円 0を数えず一瞬で言えたあなたは数字が得意なはずだ。 答えは1兆円。 桁を数えるだけで大変。 そこで指数が役にたつ。 掛け算を足し算に 指数とは…

sinθとsinθ°の違い

sinθとsinθ°は混乱しやすいので再確認する。 sin1とsin1°の違いは? sin1の1に°がない。°がないので弧度法の1。 単位円において、円周は2πr=6.28 6.28が360°を表すが、その6.28の内の1の角度の時の縦の長さを聞いている。 6.28とは、半径を6.28個分、円…

半径1の円

単位円と三角関数 分母が1だと、分子の変化が捉えやすい。 三角関数で単位円(半径1の円のこと)を使う理由もそれである。 サイン、コサインと聞いて拒絶反応が出るかもしれないが、簡単。 サインシーターは以下のように書く。 sinθ これは、sin x θという…

割り算は掛け算

割り算はひっくり返してかける? 分数の割り算はひっくり返して掛けると習った。 しかし、本当はx1をしているだけである。 分数のまま回答してよいなら、以下の状態でもよさそうだ。 何も、分子や分母が分数ではだめというルールはない。 でよい。 しかし…

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