口角を上げて、運気を上げる的な話しがある。
口角を上げていると、確かに、表情が明るくなる。
特に、モデルや女優などは口角を上げる訓練をしているに違いない。
また、アヒル口が可愛いと、一生懸命かわいい「口」作りをしている人もいる。
口角は上がっているが、目が怖い!
さて、口角を意図的に上げている人で、目が笑っていない人も多い。
それでは、余計に冷血に見えてしまう。
ミルキヅクの持論だが、広角が不自然に上がっている人は、思ったことが正直に言えないポジションにいる人だ。
ミルキヅクは経営者と接する機会が多いが、従業員や客先に対して気を使う経営者は、言いたい事が言えないので口角が不自然に上がっている人が多い。
みなさんの周りで不自然に口角を上げている人を観察していほしい。
きっと、思っていることを言えないポジションにいる人だ。
口角が「へ文字」になるケースとは?
逆に、遺伝的要素は例外として、口がへ文字になる人は次の通りだと推測している。
- 言葉を慎重に選ばなければいけないポジションで、
- 本心でもない事を言わされたりする人で、
- 口角を上げる意識を意図的にしていない人
みなさんの周りのへ文字口の人を観察してみてほしい。
逆に、ズバズバと言える人の口角は、むしろ、上がりも、下がりもしていない。
至って、普通だ。
理想的な口角とは?
不自然な口角の上げ方も、へ文字も、基本的には同じだ。
へ文字も、不自然な笑い口も、要は、不満口の表れだ。
ではどういう口角が理想的だろうか?
ずばり、お釈迦様や弥勒菩薩のように、自然に微笑んだ口角だ。
まったく、力んでいない。
まさか、お釈迦さまが、鏡の前で口角を上げる顔面体操をしていたら滑稽だが……。
なぜお釈迦さまの口角は美しいの?
お釈迦さまの口が自然なのは、こだわりがないからだ。
必要以上に自論にこだわったり、正義にこだわり過ぎると、不満が心の中でどんどん溜まる。
その心理をバレないようにするために、口がへ文字になったり、不自然に上げたりする。
つまり、「我」が強いわりに、感情をうまくコントロールが出きない場合、口角は不自然になる。
口角を上げる訓練も大事かもしれないが、こだわりを外し、心を軽くすることで、美しい自然な口角になると推測している。
いろいろな執着を手放すことだ。
Take It Easy
テイク、イット、イージー。
ミルキヅク