こんな営業マンがいる。
上司があれこれ言うと、
「じゃあ、あなたがやってみせてくださいよ」と言う。
―――現場を知らないくせに…と内心思っている。
逆に、上司がやってみせてしまうと、何かと言い訳を並べる。
―――肩書きがあるからできるんだ…
どちらにしてもアドバイスを聞かない。
そういった、営業マンの反撃言葉を真に受ける上司もいる。
この営業マンの発言はすべて次の要素から来ている。
- 自分のコンプレックス
- つまらないプライド
- 見栄
- 嫉妬
言い訳が多い営業マンは、指示どおり動かない。
指示通り動いて、成果がでてしまうと、今までの自分を否定されるからだ。
だから、あれこれ、できない理由を言う。
「やるか、やらないか」だけなのに、ぐだぐだ言う。
戦国時代で言えば、業務規程に背けば即処罰だ。
現代社会は緩い。それは、ビジネスが本当の意味で命の取り合いではないからだ。
戦争中では、指示に背くことは許されない。
確かに、言い分の多い営業マンは困ったモノだが、どんな人にも強みがある。
屁理屈営業マンを生かすには、彼、彼女が持っている、別の特技をよく観察することだ。
違う視点から観察すると、かなり興味深い特技を持っていることがしばしばある。
そこを見逃さずに、伸ばしてあげることだ重要だ。
いずれにせよ、全営業マンが、各自の「理念」を持って仕事すると、成果の差こそあれ、喜ばれる営業マンになることは間違いない。
営業マンとしての価値を上げる参考ブログ
ミルキヅク