多くの人が座り仕事に従事している。
一日中デスクワークの人も多い。
それは、肉体的に不自然な行動だ。だから、体のあちこちに不調がでる。
肩こり、腰痛、内臓疾患、血管系のトラブル、頭痛、目の疲れ。
一年中、体がスッキリしない人は多い。
ミルキヅクも頸椎の痛み、腰痛、膝、目のかすみ、中性脂肪、尿酸値、コレステロール、内臓系のトラブルといろいろあったが、現在はすべて解消し、何時間も続くゴールデンタイムを楽しんでいる。
一日中頭がスッキリした状態を維持するには、食事や睡眠も大事な要素だが、今回は、散歩についてご紹介したい。
散歩は万能薬
頸椎の痛みが続いていたので、保険屋に紹介された病院に行った。
そこで、腰まわりの筋肉が少ないと指摘を受け、「散歩」を勧められた。
体の痛みは、脳自体が発していることもある。
神経の名称は、枝分かれするが、大元は、脳だ。
だから、脳のステレスを解消すれば、体は回復していく。
ふくらはぎの筋肉を動かすことで、脳のストレスが解消されると教わった。
そこで、散歩を本格的に取り入れた。
散歩でおすすめの参考本
参考にしたのは、次の3つの本だ。いずれも、アマゾンで高評価の本だ。
すべて良本だが、元オリンピック選手の園原さんの本がお勧めだ。
みなさんも、オリンピックで競歩を見たことがあると思う。
一見すると不自然な歩行スタイル。
しかし、あの歩きで、長距離歩くのだから、逆に言えば、一番体に負担をかけない歩き方をしていると推測できる。
競歩に、歩き方のノウハウを隠れていると仮説した。
園原さんの本に書かれている通りの歩き方で散歩を行った。
成果が表れたのは、1週間後ぐらいだろうか。
筋肉が付き始めた時に、体がふわっと軽くなった。
本の中に、正しい散歩自体が準備体操と書かれていた。なるほど、正しい歩き方をマスターすることは、準備体操と運動が一体となり、時間短縮にもなる。
本では、3つのポイントが書かれているので、ぜひ参考にしてもらいたい。
スタンディングデスクの活用
デスクワークは、知的労働だ。
体が重いとクリアな思考ができない。
少しでも肩や腰が痛いと、思考を妨害する。
デスクワークの弊害の論文もでている。
そこで、海外ではスタンディングデスクが広く取り入れられている。
ミルキヅクも、スタンディングデスクを使っているが、とても調子が良い。
立って仕事をしながら股関節や骨盤を強化することもできる。
参考までに
体に負担をかけない正しい歩き方
正しい歩き方をすると、大臀筋、ふくらはぎ、腹筋、股関節、腹腸筋が鍛えられる。
ボルトやネジが緩んだ状態で機械を動かすとトラブルの原因となるように、人間も、股関節というトルクを締めて、正しい重心移動で歩くことが大切だ。
間違った歩き方は、体の一部に過剰な負担がかかり、逆に体を傷つける。
散歩におすすめの靴(シューズ)
散歩におすすめの靴は研究していないが、今のところ、ロックポートが良い。
足のフィット感と良いのと、疲れにくい。
ABCマートなどにも売っている。
靴底が柔らかいモノは、あまりお勧めしない。
楽な歩き方のちょっとしたコツ
二足歩行は、人類以来の自然な動作だ。
初めは、一歩一歩、意識して歩くと良い。歩きは、奥が深い。
イメージでの紹介になるが、手の上に長い棒をのせて、バランスを取る遊びをしたことはあるだろうか?
バランスが取れていると、重みを感じない。
そして、棒が前に倒れる時に、重心ポイントを移動させ、バランスを保つ。
この感覚が、正しい歩行に近い。
つまり、棒が前に倒れるとは、歩行時の最初の一歩にあたる。
重心(バランスポイント)が移るので、それに合わせて追随させる。
その際、トルク(股関節)を締める、体重をバランスよく支える。
この、一連の動作を左右連続してスムーズに行う。
散歩を楽にする準備体操
なお、散歩自体が準備体操なのだが、こちらの3ポーズを決めてから歩きだすと、なお、歩きやすさを感じる。
腰痛、肩こり、頸椎で、首筋の鈍痛がある人は、ぜひ、正しい散歩を行なってみてほしい。
正しい散歩は、あらゆる体の不調を整える万能薬だ。
ミルキヅク