タイトル
「人生は一度きり」の解釈を間違えない
要点
時は初めから流れていないという考え方
説明
「人生は一度きり」
ある意味、
脅し言葉だ。
過去の偉人や成功者の発言に多い。
「人生は一度きり」と言われると、
焦る。
だから、
後悔しないようにと、
無茶や、ハチャメチャをする。
「人生は一度きり」という恐怖を
生きるモチベーションに変えた人は
偉業を達成しやすい。
一方で、
その偉業の裏で、泣いた人も多い。
「人生が一度きり」かどうかなど、
死んでみないとわからない。
「時は有限である」という言葉自体
実は、あやしい。
「時」は、ビックバン後に人間が勝手に作った概念だ。
時は、初めから存在しない。
とも考えられる。
だから、
「人生は一度きり」という概念など、
そもそもないのかもしれない。
「人生は一度きり」という暗示で
がむしゃらで生き、その結果、
大事なモノを失った人は多い。
焦って、がむしゃらになる理由は、
捉えどころのない「死の恐怖」があるからだろう。
しかし、
医学の進歩で、人が死ななくなる技術が確立されると、今度は、
「あなたの人生、無限」ということになる。
そして、次は、
「不死」という恐怖と戦うことになる。
「人生は一度きり」
「人生は無限」
いずれにせよ、怖く感じるのは、
「時」を強く意識しすぎだ。
「時」は、初めから、流れていない。
そう思う。
次回内容
ミルキヅク
【完】